茨城県陶芸美術館(笠間市)で企画展「ティーカップ・メリーゴーラウンド ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年〜岐阜県現代陶芸美術館コレクション」が開かれている。マイセンからアラビアまで、欧州陶磁器の貴重な名品の競演を届ける。
今展は19世紀半ばから20世紀半ばまでの約100年間に焦点を当て、ティーウエアやコーヒーウエアを中心に室内装飾品などを加えた名品を紹介する企画展。
ドイツのマイセン、フランスのセーブル、英国のミントン、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン、フィンランドのアラビアなど、きら星のような各国各窯の作品を、岐阜県現代陶芸美術館による国内屈指の近現代西洋陶磁器コレクションから紹介し、時代とともに花開いたデザインの魅力に迫る。
会期は6月22日まで(午前9時半〜午後5時、月曜休館だが祝日は開館し翌日休み)。観覧料は一般950円、70歳以上470円、高校生等710円、小中生360円。問い合わせは同館(☎0296・70・0011)まで。