群馬大学理工学部・桐生魅力発信サークル「PLAYLIST」が独自の企画・取材・執筆で作り上げる「群大PLAYLIST PRESS」。地域の情報をサークル・メンバーならではのコンテンツでお届けしています。

タウンわたらせの原稿執筆依頼をいただき、気づいたら締め切りまであと4日…。何を書こうか悩んだ末、先日Playlistとして大きなイベントを行ったことを思い出しました。今回は、西澤がその活動の報告を皆さまにお届けします!
去る6月15日、私たちPlaylistは、桐生市保健福祉会館内に位置するデジタル創作拠点「tsukurun KIRYU」のオープン一周年を記念するイベントに参加いたしました。この記念すべき日に、tsukurun KIRYUとのコラボレーション企画として「Blenderでオリジナルペン立てをつくろう」と題したワークショップを開催しました。
tsukurun KIRYUは、プログラミングやVRといった最新のデジタル技術を用いた創作活動を通して、未来のクリエイターを育成することを目的とした桐生市運営の教育施設です。今回の企画は、3D制作ソフト「Blender」を使い、子どもたちが自分だけのオリジナルペン立てをデザインし、それを3Dプリンターで実際に形にするというものです。
企画の話が具体的に上がったのは、約1カ月前の5月10日でした。以前にもtsukurun KIRYUで企画を実施した経験があったため、その時のノウハウを活かし、企画立案から資料作成、当日の運営準備までを迅速に進めることができました。
当日はPlaylistからスタッフ9名が参加し、子どもたちの創作活動をサポートしました。
ワークショップでは、まず私たちが事前にBlenderで作成したペン立てのモデルを数種類用意しました。子どもたちには、そのモデルに自由に文字やイラストを加えてもらい、世界に一つだけのデザインを完成させていきます。
Blenderは高機能なソフトであるため、私たちスタッフも普段から使い慣れているわけではなく、戸惑う場面もありました。しかし、子どもたち一人ひとりと積極的にコミュニケーションを取り、共に考え、試行錯誤しながら制作をサポートすることができました。
完成した作品は、私たちの想像を遥かに超える、子どもたちの柔軟な発想力が光る素晴らしいものばかりでした。今後、tsukurun KIRYU常設の3Dプリンターで立体化し、実際に手に取れる作品として完成させ、ご参加いただいた皆さまにお届けする予定です。
この一連の活動は、企画の立案から準備、そして当日の運営に至るまで、そのすべてを私たちPlaylistのメンバーが主体となって行いました。この経験を通して、企画立案能力や準備・遂行能力はもちろんのこと、子どもたちと関わる中でコミュニケーション能力を養うことができ、私たち自身にとっても大変貴重な学びの機会となりました。
今後も私たちPlaylistは、このような活動に積極的に参加し、地域社会に貢献していきたいと考えております。最後になりますが、本企画の実施にあたり多大なるご協力を賜りましたtsukurun KIRYUの皆様、そしてご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。







tsukurun KIRYU
桐生市末広町13-4
「桐生市保健福祉会館」1F
0277-46-8113
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「学生団体 Playlist」は、群馬大学理工学部の学生で立ち上げた団体です。団体名には、音楽を集めるように桐生の魅力を集めて紹介していこうという思いを込めています。理工学部のキャンパスがある桐生市を盛り上げていくことを目指しています! 桐生市役所による学生×桐生つながるプロジェクト『桐生つながるラボ』に所属しているメンバーがたくさんいます。