❶ 焼き芋専門店 十三里半太/より安全で安心な〝おいしさ〟を召し上がれ

 農業資材販売のアライ・サンズ(桐生市東)が自社工場内で製造販売しています。なんとサツマイモは千葉県と茨城県の契約農家さんと共同で病気に強いウイルスフリーの品種を開発しています。より安全で安心なおいしさを楽しめます。

 さらに焼き上げる機械も自社製造しており、短時間で上質な焼き上がりを実現しています。

 茨城県産の「紅はるか」を主力に安納芋など7種類を時期にあわせて展開。「紅はるか」はねっとりとした食感に上品で優しい甘さがまったりと広がっていきます。価格は、大きめ1本200円、小さめ1本160円。

 また、夏からこの時期くらいまでは冷凍焼き芋も人気で自然に半解凍させてアイスクリーム感覚で楽しめるのが魅力です。

 店長の上野幸子さんは「お客さまに喜んで召し上がっていただけるように、心をこめて焼き上げています」とやさしい笑顔。焼き芋の美容効果でしょうか、とてもお肌がきれいでした。

 電話注文がおすすめ。プラスアンカーでのマルシェやもりもりマルシェでも販売しているそうです。

【情報】

焼き芋専門店
十三里半太
桐生市東5-7-39
080・1397・2793
(隔週土曜・日祝定休)


❷ つぼやき芋 shimo/遠赤外線でじっくり焼くつぼやき芋

 15年ほど前、焼き芋を買ったときにスプーンが付いてきたことがありました。そのとき、子どもたちが「飲めちゃうくらい軟らかい!」と笑顔で感動したのをきっかけに、「もう一度あのお芋に出合いたい」と、焼き芋作りを始めました。コロナ禍で外出ができず、人とのコミュニケーションも途絶えていた頃、「焼き芋屋さんなら距離を保ちながら人と関われるのでは」と考え、お店を開いたそうです。

 つぼ焼き芋は備長炭に火を入れてから窯が温まるまで1時間以上、そこから炭が落ち着いて温度も一定になって芋を入れてから2時間。じっくり、ゆっくり焼くのが特長です。じっくり火を通すことで、芋本来のうま味や甘みを引き出します。

 焼き芋は年間を通して基本的に土曜日に販売。現在は紅はるか、焼き芋シーズンに入るといろいろな品種を農家さんと相談しながら、つぼ焼きに合ったものを用意するそう。平日は干し芋、真空パック芋、土曜日は温かい焼き芋や真空パック芋を販売しています♪ 焼き芋は、電話で予約が確実です!

【情報】

つぼやき芋 shimo
桐生市菱町1-593-1
0277・40・1377
(日曜定休)


❸ 元祖 おかけのお芋/リピーターの多い熟成焼き芋専門店

 お芋が好きで、伊勢崎のお芋屋さんに弟子入りし、桐生で焼き芋屋さんを始めて10年。東小近くの駐車場で5年間営業したのち、カレー屋さん「カーリーテーブル」をオープンするタイミングで、同店の裏に移転しました。

 焼き芋の販売は10月から5月末。場所は仲町郵便局向かい、旗が目印です。

 契約農家から仕入れたお芋を、3カ月以上熟成させてから焼いている熟成焼き芋専門店。

 老若男女が訪れリピーターも多く、「ここのお芋しか買えない」と3日に1回買いに来る人もいるそう。「カーリーテーブルで食事をするついでに買う方よりも、お芋目当てに来る方が多いですね。一本からでもよいので、お気軽に来てください」と岡田さん。

 移転して5年になる同店。シルクスイート、紅はるか、紅高系、いずれも100㌘100円。電話で取り置き可能です。

【情報】

元祖 おかけのお芋
桐生市仲町2-9-17
080・5076・8321
(水、日曜定休)


❹ 芋や とこしえ/おまかせお得袋でお得に大満足!

 シーズン問わず、一年中営業している焼き芋専門店。さつまいもは、茨城と千葉の農家さんから仕入れています。店主の内田映子さんは焼き芋に携わり15年。製造と販売の経験を生かし、2022年にオープンしました。「来てくれる方に本当に感謝です。インスタ映えのスイーツなどない分、おいしいものを安く提供しています」。

 さまざまなサイズの焼き芋が入った「おまかせお得袋」(540円)は、「紅はるか」や「シルクスイート」など品種別の袋と、いくつか品種を食べ比べられる「ミックス袋」があります。大きさのそろった焼き芋がほしい場合、100㌘100円で注文できます。そのほか冷やし焼き芋、冷凍焼き芋は1袋360円。干し芋や、生のさつまいももあります。

 ねっちょり食感の「紅はるか」は熟成と新芋、ミックス袋で「栗かぐや」「あまはづき」「ハロウィンスイート」「ふくむらさき」などがその時々で入ります。12月頃から「千葉金時」も登場。完売するときもあるため、予約がおすすめです♪

【情報】

芋や とこしえ
太田市藤阿久町913-19ニューシティ半田110号
080・6709・5703
(火曜定休/7・8・9月は月・火曜休み)