過去の桐生タイムス紙面から、気になる記事を紹介する「わたらせさん、時をかける」。
今回は、2023年3月16日桐生タイムス紙面から「時をかける」!

2023年3月16日の紙面には、東武桐生線・阿左美駅前に完成した新しい歩道橋のニュースが大きく掲載されていました。その名は「笠懸叶橋(かさかけかなえばし)」。まっすぐで温かな響きを持つ愛称です。
記事によると、この歩道橋は当初、県道のみをまたぐ計画でした。しかし、「子どもたちの安全を守ってほしい」という地域住民や保護者の声を受け、線路をまたぐ跨線(こせん)橋が追加されることに。通学路の安全確保を願う地域の思いが形になり、より安心して利用できる橋として整備されました。
愛称を考えたのは、地元の笠懸東小学校の児童会です。「ここを通った人の夢や願いが叶(かな)いますように」という願いを込めて名付けられたと紹介されていました。橋は日々の通り道であると同時に、未来へ向かう一歩を支える場所でもあります。
みどり市内には「笠懸マンモス橋」や「花咲架け(かさかけ)橋」など、親しみやすい愛称を持つ歩道橋がありますが、この「叶橋」もまた、多くの子どもたちの毎日に寄り添う存在になっていくことでしょう。
3月31日の全面供用開始を前に、感謝状を受け取った子どもたちの誇らしげな笑顔が紙面を彩っていました。地域の願いと未来をつなぐ橋として、その歩みが始まっています。



