少女の目覚めと成長を描く感動のアニメーション作品
アメリと雨の物語
1960年代の神戸。外交官の家庭に生まれたベルギー人の女の子・アメリは、2歳半までは無反応状態だったが、あるきっかけから無敵の子ども時代に突入。自らを「神」だと信じて魔法のような世界を生きるようになる。大好きな家政婦のニシオさんや家族と過ごす日々は彼女にとって冒険であり、新たな発見に満ちていた。ある日、自分の名前にぴったりな漢字「雨」を知ったアメリは自身のアイデンティティーを確信する。しかし3歳の誕生日、彼女のすべてを変えてしまう出来事が起こる。
神戸生まれの作家アメリー・ノートンによる自伝的小説『チューブな形而上学』を原作に、2歳の主人公アメリから見た生命と色彩、そしてウイットに富んだ彼女の言葉が織りなす情感豊かな世界を描き出す。『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』などに参加したマイリス・ヴァラードとリアン=チョー・ハンが監督を務め、音楽は福原まりが手がけた。
主人公・アメリの日本語吹き替え版を永尾柚乃、アメリ(モノローグ)を花澤香菜、アメリ一家の家政婦で、アメリの大切な友達・ニシオさんを早見沙織、愛情深いアメリの父親・パトリックを森川智之が担当。シンプルでありながら圧倒的なリアリティーを感じるアニメーションの世界を生き生きと演じている。本作は2025年アヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞。第98回アカデミー賞でも長編アニメーション部門にノミネートされた。




