どんな壁も仲間とならば越えられる―
BADBOYS — THE MOVIE —
裕福な家庭の一人息子・桐木司(豆原一成)は、幼い頃に自分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、過保護な両親から独り立ちしようと家出する。暴走族の戦国時代において最強チーム「陴威窠斗(BEAST)」に仲間入りを志願するも追い返され、逃げる途中で川中陽二(池﨑理人)に出会う。陽二は、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)とともに司に不良になるための心構えを教え、いつしか4人は仲間になっていく。そんな4人に弱小チーム「極楽蝶」七代目トシは、「廣島 Night’s(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってほしいと頼む。司以外は複雑な思いを抱えながらもチームに合流。元ナイツ幹部の寿雄は抗争を避けようとナイツのトップ・ヒロに会いに行くが、そのことでけがを負ってしまう。憤る司たちは覚悟を決め、ナイツと極楽蝶の闘いが始まる。
1988年から96年まで少年画報社「ヤングキング」で連載され、映画やドラマにもなった田中宏による不良漫画「BADBOYS」を新たに実写映画化。グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成が司役で映画初主演を果たし、グローバルボーイズグループ「INI」の池﨑理人が陽二、ダンスボーカルグループ「M!LK」の山中柔太朗が寿雄、『お嬢と番犬くん』の井上想良がエイジを演じる。また、司が思いを寄せるヒロイン・久美役で井頭愛海、伝説の不良・村越役で青柳翔が共演。監督は「BISHU 世界でいちばん優しい服」の西川達郎。