
わが家に鶏とアイガモのかわいいペットがおります。二人ともわが家で、ふ卵器から生まれました。
鶏は天草大王。今年の3月に8個の卵をもらい、ふ卵器に入れて28日間、小さなひなが一羽、朝起きたら生まれていました。なんとしたことか!生まれる瞬間を見逃してしまったのです。ふ卵器の中であまりにも小さく「ピーピー」と鳴いていて…ピーちゃんと名付けました。結局卵は1羽しかかえらず一人っ子に。保育器は茶の間に置き、毎日の成長を楽しみに過ごしました。
次に友人がアイガモの卵を8個持ってきました。さっそくふ卵器に入れ、前回見逃してしまった生まれる瞬間を絶対に見逃さないと意気込んでおりました。すると30日たった頃、卵にヒビが…。だけどなかなかそれ以上進まない。娘や孫たちも集まり、ふ卵器を囲んで「がんばれ、がんばれ」と声援しながら見守っていました。そのかいあってか、夜11時に真っ黒なひなが産声を上げました。こちらも結局一人っ子。モカちゃん誕生です。
立ち会った孫が命名しました。なんてことはない、カモの反対だからモカとのこと。こうして家族が増えました。毎日の成長は楽しみですが茶の間はてんやわんや。ヒヨコが走り回ります。
現在は1年が過ぎ、見事に成長。大きくなり、ピーちゃんはりりしい男の子になり、モカちゃんはしおらしくなり時々たそがれる姿がかわいいなと思っていたら…なんと卵を産みました。女の子だったのでした。
二人はとても仲良しでピーちゃんの後を必ずモカちゃんがついていき遊んでいます。部屋の中で飼っているので、毎朝掃除が大変ですが、朝起きる張り合いができました。この子たちがいなければ、声を出すのがいつになるかわかりません。来客がなければ声を出すことはありませんし、テレビとはおしゃべりできないから。
おかげさまでペットに癒やされ、がんばっております。
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