平家落人伝説で知られる栃木県日光市の湯西川温泉で、冬の風物詩「湯西川温泉かまくら祭」が開催されている。
今年で32周年を迎える「かまくら祭」は2009年に日本夜景遺産に認定された絶景などが楽しめるもので、冬の湯西川温泉の恒例イベントとなっている。
夜になると沢口河川敷ミニかまくら会場では所狭しと並ぶ多数のミニかまくらにろうそくがともされ、日本夜景遺産の幻想的な輝きが堪能できる(会期中の金・土・日曜、午後5時半〜同9時)ほか、平家の里(無休、入場料は1日利用券が大人510円、小・中学生250円)では雪化粧したかやぶき屋根の古民家が点在する園内でかまくらに明かりがともされる幻想的な風景を見ることができる。
会期は3月2日まで。場所は野岩鉄道湯西川温泉駅からバスで約25分。車は日光宇都宮道路今市インターチェンジから約44㌔。路面には積雪や凍結の恐れもあるためチェーンや冬用タイヤなどの用意を。また、来場の際は十分な防寒を。写真は以前開催時の沢口河川敷ミニかまくら点灯時の様子。
問い合わせは、日光市観光協会(☎0288・22・1525)へ。