球都の玄関口「球都桐生駅」（副駅名）誕生！（2025年3月22日号）

副駅名は「球都桐生」

3月27日に斎藤佑樹さんも来場しお披露目!

　「球都桐生プロジェクト」は野球を地域資源として活用し、まちづくりと地域の活性化を進めているもの。独創性と話題性あふれる新桐生駅の野球場仕立てへの装飾は桐生市観光への玄関口として沿線地域のみならず、都内をつないでの交流人口の増加を図るものです。東武鉄道もこのコンセプトに快諾し協力、副駅名も「球都桐生」として官民連携で地域を盛り上げる注目の施策です。

駅はどんな感じに？

　駅の装飾はプラットホームをグラウンドに見立て乗降位置はバッターボックス風に、従来の看板スペースを深緑色の外野フェンスのようにして、ここに今企画への協賛各社の名前が入ります。まるで本当の野球場のよう。今回は２番ホームですが今後１番ホーム、その他装飾を順次行い、野球場化が進む予定です。

みんなで「球都桐生駅」誕生をお祝いしよう！

　３月27日には同プロジェクトのスペシャルアドバイザーに就任した斎藤佑樹さんも来場、荒木恵司桐生市長、学童野球の子どもたちと一緒にテープカットを行います。当日は一般も入場可ですので、みんなで球都桐生駅の誕生をお祝いしましょう！

ＭＬＢカラーのりょうもう号もお祝いにやってくる!?

　また、東武鉄道は米メジャーリーグ（ＭＬＢ）の日本開幕を記念した各種イベントを行っており、当日は31日まで運行しているＭＬＢカラーの赤・白・ネイビー３色に彩った特別ラッピングの「特急りょうもう号」もお祝いに入線するかも。鉄道ファンのみならず、こちらもお楽しみに。

学童野球チームや地元企業のキーホルダーがそろう
地域密着型ガチャが3月25日から順次設置開始

新桐生駅が球都桐生駅としてリニューアルされるのに合わせて

　27日、新桐生駅が球都桐生駅としてリニューアルされるのに合わせて、駅構内にベイシアグループのミュー・エンターテイメント（前橋市）が企画するご当地カプセルトイ「じもっとかぷせる」（１回３００円、商品によっては価格が異なる場合があります）が置かれます。

　今回、駅に設置されるのは４列８台。カプセルには球都桐生にちなんだ「学童野球チームのユニフォームシリーズ」（全９種）やわたらせ渓谷鐵道など「地元の企業や店舗シリーズ」（全20種）のアクリルキーホルダーが入っています。同社営業統括部長の柿沼剛さんは「桐生・みどり地区になじみのある会社やお店のキーホルダーに加え、地元の学童野球チームのものも企画させていただき、球都桐生らしさを出しました」と説明してくれました。

　同社のじもっとかぷせるはすでに伊香保などで展開されていて、今回の桐生・みどりは11シリーズ目となります。

　「ご当地のガチャタマはすでに太田駅などで設置しており、通常のガチャに比べて大変人気があります。『ここにしかない』というレア感もありますし、懐かしさから買われる方もいらっしゃるようです」と柿沼さん。

　出張や観光などの旅の記念で購入するのもいいし、地元の人でもコレクションとして楽しめそう。カプセルトイなので何が手に入るか分からないワクワク感もあります。

　今回展開するのは球都桐生・学童野球チームシリーズ（２企画）と地元の企業・店舗シリーズ（２企画）ですが、柿沼さんによると「今後、種類を増やしていきます」とのこと。実際、野球以外のスポーツクラブなど新しい企画が進んでいるもよう。目が離せないですね！

　この「じもっとかぷせる」のカプセルトイは新桐生駅以外では、桐生・みどりのベイシア３店舗（桐生境野店、大間々店、FoodsPark新里店）、ローソン２店舗（桐生広沢三丁目店、大間々グランド前店）、矢野園、ベーカリーカフェレンガにも設置されます。３月25日以降、順次設置される予定です。

　「ただ、全種類が手に入るのは今のところ新桐生駅のみです。その他の店舗は地域性なども考慮して設置するシリーズが若干異なりますのでご注意ください」

　どんな種類をラインアップするかは現在調整中とのことで、実際お店に足を運んでみて自分の目で確かめてみるのもいいかもしれませんね。