過去の桐生タイムス紙面から、気になる記事を紹介する「わたらせさん、時をかける」。
今回は、2011年8月22日桐生タイムス紙面から「時をかける」!

2011年8月22日の桐生タイムスに、第18回笠懸まつりの記事を見つけました。同まつりが開催されたのは8月20日、会場は笠懸運動場でした。「夕方からの雨を押しのけ、名物の氷みこしや踊りパレードなどの主要行事を予定通り開催。午後9時半からの打ち上げ花火が有終の美を飾った」とあります。同年の氷みこしには『がんばれ日本』の文字が入っていたそう。当時の笠懸町商工会長は東日本大震災を受け、まつりをやるか悩んだがやってよかったとした上で、「ここにくれば懐かしい顔に会える。そういう触れ合いを大切に、今後もこのまつりを盛り上げたい」と語っています。
笠懸まつりは大間々祇園まつり、草木湖まつりと並ぶみどり市の祭典。近年の猛暑やゲリラ豪雨などに対応するため、2022年から9月下旬にボートレース場で開催されています。
日程や場所が変わっても、地域に愛され続けるイベントには変わりありません。ちなみに2011年の笠懸まつりで初めて、「みどり市の歌」が公開されたそうですよ。