1931年3月5日に日本で初めてのスチュワーデスの採用試験の結果が発表されたことにちなんで、3月5日は「スチュワーデスの日」となっています。この日は「ミスコンの日」でもあります。なんだか「女性」性の色が強い日なんですね。

性差解消の平等意識がグローバルで進む中、たとえば英語ではMiss/Mrsという呼称は使われなくなり、男性のMr.と女性のMs.が一般的になったり、警察官はPolicemanではなくPolice officer、郵便局員はPostmanではなくPost officerに置き換わったりしています。ビジネスマンよりビジネスパーソンという言い方が好まれるのも今の流れですよね。
日本でも保母さんは保育士さんになり看護婦さんは看護師さんといったように、職業上の呼称ももちろん、求人においても男女雇用機会均等法が改正され「女性歓迎」といったような募集の仕方が禁止されるようになりました。

スチュワーデスという職業が気付いたらCAに変わっていったのもその流れです。かつては客室乗務員は男性がスチュワード、女性がスチュワーデスと区別されていました。いまではCAという言い方が定着しています。

こうした世の中の流れの中でも北関東を中心に公立高校の「男子校」「女子校」が残存されており、埼玉では現役の生徒を巻き込んで議論が起こっています。群馬も別学率が高い地域ですから、今後こうした議論が活発化するのでしょうね。個人的には多様性社会であれば、共学校・別学校が併存するのがいいように思いますが、どうなんでしょう。大切なのは呼称というよりも、待遇面で男女の性差を作らないことですよね。