群馬大学理工学部・桐生魅力発信サークル「PLAYLIST」が独自の企画・取材・執筆で作り上げる「群大PLAYLIST PRESS」。地域の情報をサークル・メンバーならではのコンテンツでお届けしています。

 初めまして。今年度よりPlaylistに参加しています、群馬大学理工学部の河原﨑と申します。

 今回こちらの記事を書くにあたり、テーマをどう決めたらよいかわからず、数日間ぐるぐると考えていました。そのさなか、ある面白いことが起きたのです。そして今回、その出来事を記事にすることにしました。最後まで読んでいただけると幸いです。


 記事のテーマについて考える、ある日の登校時間。見渡せば、おいしいごはんの食べられるお店たち。何店舗かは行ったことあるし、前からしてみたかった、パン屋さんの特集にしようかと考え始めていたそのとき、とあるお店の前に何かが立てかけられているのを見つけました。それは紛れもなく、ギターでした。そして張り紙には『ギター欲しい方あげます』の文字。ギターが外にそのまま置いてある状況自体が驚きなのに、その張り紙の言っていることがまさかの内容で、3回くらい読み直しました。流石に持ち歩くのはね、これから大学だし、と思い、一度スルーしましたが、気づいたらギターを手に、大学へ向かっていました。

 突如ギターを手に入れた私ですが、楽器にはほとんど触れたことがなく、ギターの弾き方も知りません。ただ、6本ある弦のうち3本が切れた状態。音の出る状態にはしておきたいため、弦交換を自分でやってみることにしました。

 楽器店まで持っていき、アドバイスを仰ぎます。ここで、種類がクラシックギターであることが判明し、専用の弦のコーナーまで案内していただきました。アコースティックギターと思っていたので、一目で違いがわかるなんてすごいなと思いました。初心者なので、とりあえず一番安い弦を購入。別日に、クロスとクリーナーも追加で購入し、準備が整いました。

 まずは、弦を外します。予想に反して簡単に除くことができ、張りを弱くすることでニッパーでのカットもせずに済みました。改めてよく見てみると、弦は切れているものの、ひどい汚れもなく、ペグなどの部品は、デザインが施されていて、きれいなギターでした。弦の交換がメインですが、細かい所の汚れも取りつつ、全体的に磨いていきます。

 フレットやペグの溝には、特に汚れが見られたので、重点的に落としました。クロスで拭いてみると、全体的に光沢が出て、やっていて気持ちよかったです。が、作業自体はけっこう大変で、クロスをなぞった軌跡も残りやすく、てこずりました。なので、このきれいにする作業の方が時間を要しました。

 続いては、いよいよ弦交換です。参考にしたのは、検索をかけて一番上に出てきた、【メンテナンス】弦交換のすすめ!コレを読めばきっとあなたもプロの腕前!?~クラシックギター編~ | ギタセレ(Guitar Selection)という記事です。言ってしまえば、これの通りに進めるだけでした。途中、向きや結び方がわからなくなることもありましたが、専用の器具を使う必要がある、パワーも必要と思っていた自分の予想に反し、初めてでもやりやすい作業でした。

 作業開始から3時間後、弦の交換まで完了しました。あとはスマホに入れておいたアプリでチューニングのみ。でも待ちきれません。弦を一本、弾いてみると、遠くまで届いていそうな深い響き。うれしい瞬間でした。チューニングはアプリに従って進めますが、ペグが硬く、腕が筋肉痛になるほどでした(笑)。それでも、なんとかチューニングも終え、完成です!時間はかかったものの、ひとつの楽器と向き合うというは、なんとも言えないぜいたくなひとときでした。

 使わなくなったとは言え、前の方に大切にされていたであろうクラシックギター。置かれていたお店の方にお話を聞こうかとも思いましたが、お互い誰かはわからないけれど、張り紙を介してのギターの受け渡しをするという形がすてきに思ったので、敢えて聞かないことにしました。後日お店の前を通ると、今度はアンプやレコードプレーヤーが置かれていました。

 桐生のまちを歩いていると、まさかの出会いがあります。おいしいスイーツのカフェがあったり、刺繍のすてきな服を見かけたり、昔の美しい建物があったり、そしてギターがぽつんと置かれていることも。少し時間があるとき、天候や体調に気をつけつつ、歩いて移動してみるのはいかがでしょうか。私も、未開拓の場所が市内にたくさんあるので、引き続き楽しんでいきたいと思います。ギターの練習にも挑戦してみようと思います!


Playlist(元桐生CHARM)のインスタアカウント

QRをクリック(タップ)してもリンクしています!

kiryuplaylist■gmail.com ■は@

学生団体 Playlist

学生団体 Playlist」は、群馬大学理工学部の学生で立ち上げた団体です。団体名には、音楽を集めるように桐生の魅力を集めて紹介していこうという思いを込めています。理工学部のキャンパスがある桐生市を盛り上げていくことを目指しています! 桐生市役所による学生×桐生つながるプロジェクト『桐生つながるラボ』に所属しているメンバーがたくさんいます。