
整体と手相鑑定を行っている「おおしまさんち」の家主です。手相鑑定でよく聞かれるのは「生命線が短いから心配」「健康運が知りたい」です。手相鑑定を始めた当初はとても意外でした。師匠からは「金運」を知りたい人が多いと聞いていたからです。桐生市は地域性もあるのかな?と思います。河川敷をよく散歩するのですが、若い人よりも元気な先輩方の多いこと!!
さて「手相は脳のシワ」と言われることをご存じでしょうか。これは、考えや気持ちが手のひらのシワとして表れるからといわれています。また、手相は気持ちが変わると変化します。不思議なことに、私も手相がかなり変化しました。私の場合は、短い生命線が二重生命線になり長くなりました。
皆さん、今回は自分の手のひらを見てくださいね。
左は「本来の本質」、右は「社会的な本質」と言われています。左右の手相がかなり違う場合、本質と社会的な自分がかけ離れているため、ストレスを感じやすくなります。これは悪いことではなく、周囲にとても気を使うことを表します。また、左右がほぼ同じ人はとても素直で正直な人です。
生命線は親指と人さし指の間から手首方向にカーブを描く線です。手相では、長さは時間を表すといわれています。そのことから「寿命」と考え、心配する人が多いようですが、生命線は生き方を表します。長い人は、人生を長期的に見るタイプで安定型です。一方短い人は、答えをすぐに出したい即決型です。このことから安定型が良いと思われがちですが、短い人は逆に行動力があり成功しやすく、その分体調管理がおろそかになりがちとも言われています。
健康面は生命線の太さや形状、その他の線と総合し鑑定します。手相では、太さが線の意味を強調するとされます。短くても切れ目なく太ければ心配ありません。また、他の線がカバーすることもありますし、同じ線が二重にある場合には、その線が良い意味で強調されます。私の鑑定では、二重生命線の場合「高血圧」になりやすい傾向があると感じています。体力・気力が十分ですが、過信しがちなのではと思います。
このように物事には二面性があり、どちらか一方が強調されすぎないことが大切なのではないでしょうか。
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