
最近若い女性と話す機会がたびたびあり感じたことですが、これは若い女性に限らず全世代の方、皆さんに言った方がよいことなのかもしれません。
「自分の身は自分で守れ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは暴力とか一元的なことではなく自身を取り巻く危険を指していることではないでしょうか。
私は若い時から営業の仕事が多く、年代的に女性の営業職が少ない時代でした。ほとんど男性に囲まれて働いておりました。
今のようにセクハラなどという言葉などありませんでしたので、お尻の一つや二つ触られるなんて日常茶飯事でした(笑)。
全てを男性のレベルに合わせなければならず「体力的に無理ゲーだべ」みたいなこともありでした。
文句百曼陀羅(ひゃくまんだら)、怒り心頭、ふざけろばか、の日々でした。
そんな中、学習することも多く「よく考えないとあぶねー」みたいなこともあり、どうすれば面倒を起こさず周りを不快にすることなく穏便に切り抜けるか、未然に防げるかを学習しました。
「危険を察知したら一人で立ち向かうな」「危険要素を考えろ」「身を守る手段を考えろ」でした。
ここにたどり着くまで「ヤバイ」こともあった気がします。
前述したようにこれは力学的なことばかりではないのです。
今は女性も営業など当たり前のことですが一つの例えとして、男性のクライアントと一対一のシチュエーションにならない(特に営業時間外)、単独で仕事以外の付き合いをしない、は覚えておいてもいいかもしれません。
もっとも「こりゃイケメンぞ」と下心満々ならば、そこは作戦変更してください。なので男性もうっかりしてると危険です!!
今はこんなことを教えてくれる?語ってくれる?大人がいないと聞きました。
確かに私も教わったことではありません。ですが何となく気を配って助言をしてくれる大人が周りにいてくれたような気がします。
最初に戻りますが、20代30代の若い女性方に話したところ、非常に真剣に聴いていてくれました。
「こんなことを言ってくれる人がいないんです」と…。
大人はたまに大事なことを勇気を持って若い人に話すことをしてもいいんじゃないですか?
それは経験という名の大人最大の武器なのだから。
