藤尋流・藤尋華越さんと身学舘女子空手教室桐生・金子光江さん
日本舞踊×空手 奇跡のコラボ舞台

群馬県年金協会東毛支部主催・芸能大会で

 6月12日、美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)小ホールで開かれる群馬県年金協会東毛支部主催の芸能大会で、日本舞踊と空手道という伝統芸能の枠を超えた「舞と武の融合」の演目が上演される。78歳の幼なじみ女性ふたりによる「舞」の優美さと「空手の形」が持つ力強さが調和する舞台に注目だ。

 演目を行うのは日本舞踊を基に創作する新舞踊を行う藤尋流の藤尋華越家元と日本空手道身学舘、女子空手教室桐生の金子光江師範。ふたりは昭和23年生まれで桐生市立北小学校在学中からの幼なじみで交流を続けてきた。今年に入り、藤尋さんの舞台を見にきた金子さんが「一緒に舞台をやってみたい」と持ちかけ、藤尋さんが「じゃ、やってみようか」と実現に向けて動きだした。しかし、金子さんは大会後の演武で形を披露することはあるが、音楽に乗せて舞台で披露した経験などなかった。藤尋さんも快諾したものの、果たしてどうすれば一緒に舞台ができるか頭を悩ませたが、曲に合わせ、それぞれが交互に登場し舞と形を披露、最後にふたりで登場し締めくくる流れにした。曲は空手の形にも合わせやすいこともあり、美空ひばりの「柔」に決定、練習を積んできた。

 金子さんは「空手の突きや仕留める力強さを見てほしい」と語り、藤尋さんは「どんな感じになるか自分たちも楽しみ」と語る。お互いに一つの道を追求してきた女性ふたりのパフォーマンスに注目だ。

 同大会は会員の生きがいづくりや地域交流を目的に、歌謡や舞踊などの芸能発表が行われるもので当日は午前10時から。藤尋さんと金子さんは2演目目。入場無料。