群馬県教育委員会(平田郁美教育長)は6月24日、2027(令和9)年度の公立高校の生徒募集定員を発表した。募集定員については県内の全公立高校(全日制・定時制)で1万1400人(市立太田中内部進学者102人、利根商県外募集枠24人分除く)。前年度比で7学級相当の280人削減した。公立高校の募集定員削減は5年連続となる。

(2026年6月24日付「みんなの学校新聞」記事から)

定員削減校を決定

 県教委は定員削減校の選定について、「各地区の中学校卒業見込み者数や過去の入試倍率、今後の生徒数の推移などを総合的に判断した」と説明している。県内の中学校卒業者数は2026年度が1万6261人だったのに対し、2027年度は455人減の1万5806人となる見込みで、生徒数の減少が続いている。

 定員が削減されるのは前橋西高校、桐生工業高校、渋川女子高校、藤岡中央高校、富岡高校、安中総合学園高校、吾妻中央高校の7校で、各校とも1学級相当の40人を減員する。学科ごとに定員を設定している桐生工業高校では機械科が80人から40人に減少。吾妻中央高校では普通科が72人から40人、環境工学科が40人から32人となる。

 利根商業高校は募集定員の変更はないものの、学科別定員を見直し、普通科を30人から34人に増員する一方、総合ビジネス科を56人から52人に減員する。

高崎・高崎女子高が単位制へ

 一方、県教委高校教育課は、高崎高校と高崎女子高校が2027(令和9)年度から教育課程を学年制から単位制へ移行すると発表した。

 現在、県内には単位制高校が14校あり、このうち普通科の単位制高校は大間々、高崎北、伊勢崎清明、太田東、桐生清桜、沼田の6校となっている。

 生徒会活動については「楽なことではないが、みんなのために動いているのは本当にすごいこと。その思いは自分と同じ」と評価。生徒と学校側が同じ方向を向いて学校をつくる重要性を強調し、「同志」として生徒のアイデアを積極的に支援していく考えを示した。

探究活動の充実に期待

 県教委高校教育課の担当者は「単位制は学校設定科目を柔軟に編成でき、生徒が興味や関心に応じて科目を選択しやすくなる。両校とも探究活動に力を入れており、単位制への移行によってさらなる魅力向上につながるのではないか」と話している。

(編集部)

本記事は「みんなの学校新聞」で読むことができます
 https://np-schools.com/news/18605


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