
毎日着物、毎日髷(まげ)生活をしている、なかさんでございます。もうすぐ還暦と三歳になります。
文章を書くのが得意ではないのですが、少々お付き合いください。
【着物にほれ込んで】
時は4、5年前。あの頃はアメリカンカジュアルなのかミリタリーファッション(?)を楽しんでいた私でございます。車までこだわり、軽トラを艶消しのグレー戦車風に塗り替え乗っていました。
ある日、何やらふと「あれれ…、これでいいのか…。還暦になるおじさんがこの着こなし…無理があるのでは…」と思うように。そんなとき、目についたものが…リサイクルショップの着物でございます(やっぱリサイクルかい)。
今まであまり目に留まらなかった艶やかな柄の女性の着物。その中に交じって男性着物がありました。見始めていると、薄い生地の着物が目に留まり…「これって確か着物の中に着る肌着だよな」。いわゆる襦袢(じゅばん)でした。それがまた、とても渋い。ミリタリーファッションで着ていた、スカジャンやアロハに負けないくらいの絵柄でございました。「これしかない!」と着物一式を買い家路に。
【これ本当に着られるの】
一応、ショップで着合わせてみたので、サイズはあっているかと思いますが、なんせ着るのは初めてなもので…。考えた末、YouTubeを見て大研究。なんとなく着ることができるように。形にはなりました。着ているというか、着られている感があるが、まぁ、慣れでしょ。
日増しに着物が増えていきました。毎日、着ていると…。
【毎日着物髷生活をしている、なかさん。最後に一言】
そうですね。いろいろな人にお声をかけていただくようになりましたね。スーパーでは
「旅役者ですか」
「お似合いですね」
などが多く、時には
「写真いいですか」
などということまであります。なんだか、自分が芸人になったような気もしてきて。おもしろくなってきたような。
まれに着物を着ている方を見ると、こちらからお声を掛けるようになりましたね。
次回は年明けになるようです。皆さま、よいお年をお迎えください。
それではまた。


