
「まいど!」。職人・革工房の革ひと、平塚貴司です。
バッグ職人として25年以上生きてきたわけですが、桐生市に移住し小さいことから大きなことまでいろいろ変化があるもので、その中で最近ふと気が付いた小事なのですが、「まいど」ってあまり使わなくなったなと。
私の調べによりますと、「まいど」とは「毎度お世話になっております」の略で大阪の商人から広まった。っとチャットGPTが申しております。
「まいど」には状況やニュアンスによってさまざまな意味を持たせることができると思います。例えば玄関先で使えば「ごめんください」や、ちょっと小声で言えば「すみません、失礼します」など感情を込めることも可能。もちろん、シンプルに「こんにちは」や「お世話になってます」、時には「ご無沙汰してます」などの意味を込めることもある。一言でいろいろな使い方が可能なとても便利な言葉である。そう、付き合いがある商売仲間に対して親しみを込めてのあいさつ、それが「まいど!」である。
ポイントは商売関係者であること、何度か面識がある、または付き合いがあることです。なので「初めまして」の方にはあまり使わないし、一般のお客さまには「こんにちは」や「いらっしゃいませ」と言うのが通常ですよね。
以前は業者さん、革屋さんや金具屋さん、その他材料屋さんなど、毎日のように誰かがやってくる、そのたびにお互いに「まいどー!!」ってあいさつしてた。
桐生に来てからは以前の業者さんとのやりとりは基本的にSNS となり、あいさつは定型文が主になってます。「〇〇様 お世話になっております」のような感じですよね。さらに現在当店を訪れる方は一般のお客さまがほとんどであり、自然と「まいど」を使う機会が無くなりました。
そんな中、徐々に少しずつですが桐生の企業さまとのお付き合いも増えてきたのですが、しかし、あまり「まいど」って言われない。何故だ!? 付き合いがまだまだ浅いからですかね? それとも「まいど」の文化ではない? もしかして「まいど」以外に何か桐生独自の言葉があるのか? 謎は深まるばかり。
「まいど!」。ハンドバッグ職人として、これからは桐生でも積極的に使っていこうと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
ではでは。



