レーンの上で笑顔がそろう
天候気にせず 家族の気軽なお出かけに!健康維持に! 交流の場にも!

 皆さん、最近、ボウリングやってますか? 子どもの頃、友達や家族と夢中になって通った人も多いはず。家族のお出かけ先に迷ったら、身近なレジャー施設、ボウリング場はいかがでしょうか? レーンには昔と変わらない笑顔があふれています。家族3世代が楽しめて、幅広い年齢層の交流拠点にもなっているボウリング場の魅力を再発見してみましょう!

手軽に楽しめるスポーツ。「3世代が楽しめる場所」

 ボウリングは手ぶらで行っても気軽にでき、子どもからお年寄りまで性別を問わず3世代が楽しめるのが最大の魅力です。

 意外と全身を使うスポーツでフォーム、バランス、集中力、そして心地よい達成感。日々の健康増進にもピッタリです。家族や友人とのコミュニケーションの機会のほか、高齢者仲間の交流の場にもなっていて、今もレーンには笑顔があふれています。

夏休みに行われたボウリング教室

仲間がいると自然と足が向く。
個人競技なのにみんなで楽しめるスポーツ

 桐生スターレーンでは初心者向きの健康ボウリング教室(週1回、全6回)を開催しており、これに参加したのがきっかけで定期的に通う高齢者の皆さんがたくさんいます。そんな一人、川田伸男さん(65)=桐生市新里町=にボウリングの魅力についてお話を伺いました。

 スコーン、カラーン。ピンの倒れる快音が響き渡るレーンで笑顔を輝かせ、「すっかりボウリングにハマってしまって」と話す川田さん。1年半前に職場の仲間に誘われたのがきっかけで始めたそうで今は週に4回ほど通っているとか。この日も職場の仲間5人を含む62〜76歳の22人が3チームに分かれてリーグ戦を楽しんでいました。「やっぱり楽しいのが1番です。点数は個人ごとで付けるが、プレーは全員でできて一緒に盛りあがれる。職場でも行く日はみんなワクワクしていて1人だったら今日はいいか、と思ってしまうけど、仲間がいれば自然と足が向くんです」と話し、「それに真夏でも空調が利いていて天候にも左右されずにできますからね」とハマった理由を話してくれました。リーグ戦の緊張感や達成感も、健康維持だけでは得られない充実感につながっているようです。

川田伸男さん(中央)と職場のボウリング仲間の皆さん

子ども向け設備も進化。さまざまな世代が楽しめるプレープランも豊富

 桐生スターレーンではガターに落ちないようにするための子ども用レーンや軽量の5㍀ボール、14㌢からの貸し靴、そして投球補助台など小さなお子さまも楽しめる設備も進化していました。

ガター防止レーン

 この夏休みには小学生向けの体験スクールも行われ、多くの子どもたちが参加し楽しんでいました。また、料金プランも進化。2ゲームとシューズで一般1600円、中学生以下1000円の「ファミリーボウリング」のほか、「投げ放題」「3ゲームバリューパック」など目的で選べるお得な各種プランが用意されています。

桐生スターレーンから羽ばたいた2人の女子プロボウラーが語る
ボウリングの奥深さと楽しみ方

みんなで地元レーンを満喫しよう!

 幼少の頃から地元のボウリング場で投げ始め夢をつかんだ2人の女子プロボウラー、川田菜摘さんと金子萌夏さん。競技としての魅力はもちろん、初心者や幅広い世代が楽しめるボウリングの面白さやコツ、豆知識について語ってもらいました。(敬称略)

子どもの頃から一緒に練習していたという金子萌夏さん(左)と川田菜摘さん

小さい子でもストライクは出る! ピンではなくスパットを狙う

Q ボウリングの一番の快感はストライク。まずはストライクを出すコツについては?

川田 投げるときはピンを見るのでなく、レーンに書いてあるスパット(ガイドマーク)を見るのがコツです。特に右から2番目と3番目の間を狙うとストライクコースに入りやすい。さらに、1番手前のピンの少し右のストライクが出やすいポケットというゾーンに入るとベストです。そこにボールが入れば小さいお子さんでもストライクは出せます。

レンタル(ハウス)ボールを選ぶときは親指を基準に。シューズはピッタリのものを

Q ボール・シューズを選ぶ際に気をつけることは?

金子 ボウリング場にあるハウスボールを選ぶときは親指を入れてクルクルときれいに回せる余裕がある大きさかどうかが一番大切です。きついとケガしやすくなるので、安全で投げやすいものを選びましょう。
 レンタルシューズは普段履いている靴と同じピッタリサイズを。

Q マイボールとハウスボールの違いは?

金子 マイボールは指の形や手の大きさに合わせて作られていて、重さも選べるので、精度や操作性が全然違います。グリップもついているのでしっかり持て、余分な力が必要なく筋肉痛になることもありません。

端の位置にあるピンを狙うときは対角線から攻めると成功率アップ

Q ピンが端に残ったときの投げるコツは?

川田 投げる立ち位置が大切です。ストライクを狙うときはレーンの真ん中でいいですが、端のピンを狙うときは対角線から、例えば左端のピンなら右サイドから狙うと成功しやすいです。
 両端にピンが残ってしまうスプリットの場合は、ピンの間隔が広い場合はどちらかを狙いつつ、ピンが飛んでもう一つのピンを倒すことを期待するしかないですが、幅が狭い場合(ベビースプリット)はボール1個分離れているので真ん中に投げて両方倒すことを狙いましょう。

金子 どちらかのピンが平行でなく前に出ている場合はそのピンを狙い、飛ばして2本倒せるといいです。

達成感があり、健康寿命を延ばす「生涯スポーツ」

Q お二人とも幼少期に家族に連れられてスターレーンへきたのがきっかけで始められたそうですが、ボウリングの楽しさ、魅力は?

金子 すぐに結果がわかるのがいいのではないでしょうか。ストライク出たらパーフェクトだし、1本残ってたのを取れたらその場で結果分かるしうれしい。そんな分かりやすいところが一番のような。

Q 川田さんは理学療法士の資格もお持ちですが、その観点からボウリングの魅力は?

川田 日本の平均寿命は上がってるけど健康寿命も上がってるかというとそうでもなくて。そのギャップを埋める健康的な体づくりのためにボウリングを始める高齢の方が増えたらいいなと思ってます。ボウリングやってる高齢の方ってみんな背筋がピンと伸びててびっくりするんです。80代、90代でも皆さん元気で。ある程度重いもの持って筋力も使うし集中力も必要だし、ボール1個あれば始められるスポーツなので、そんなところを広められたらと思ってます。あと、何より天候に左右されず年間通して快適にできるのがすごくいいですよ。

(読者プレゼント)桐生スターレーン/ボウリング1ゲーム無料券

 桐生スターレーン様提供「ボウリング1ゲーム無料券」(1枚で5名様までご利用可能)を5名様にプレゼントいたます。

「桐生スターレーン ボウリング1ゲーム無料券」読者プレゼント
 下記リンクからご応募ください。締め切りは2025年9月12日(金)必着です 
  → 「ボウリング1ゲーム無料券」(読者プレゼント)


【取材協力】

桐生スターレーン
桐生市巴町2-1821
0277・44・8155