寒い季節。なんとなく食べたくなりませんか…いや、寒かろうが暑かろうが、ふとした拍子に食べたくなるよね~焼きまんじゅう。幼いころから親しんだ、甘じょっぱいみその味♡ これが群馬県民のものだとは大人になるまで知らなかったよ。ま、何はともあれ、とにもかくにも焼きまんじゅうが食べたいんじゃ~!ということで近隣のお店に行ってきました!
❶焼饅頭製造販売 前沢屋/昭和5年創業以来の製法

先々代の店主が昭和5(1930)年に始めた、焼きまんじゅう持ち帰り専門店。
蒸したまんじゅうに甘いみそだれをつけ香ばしく焼いた定番の「焼きまんじゅう」(1本200円)は、ほのかに麹(こうじ)が香ります。生地の中はふわふわ、みそのついた表面はカリッと香ばしく、まさに王道「懐かしの味」。創業以来の製法を守り、添加物・防腐剤を使わずに作ります。現店主の大木光宏さんによると、麹を発酵させて作る焼きまんじゅうは「群馬を代表する発酵食品」ともいわれているそう。体に優しくてほっとする、群馬のソウルフードです。
焼きたてのほかにも、電子レンジで温めすぐ食べられる「冷凍焼きまんじゅう」(1パック2本入り440円)、オーブントースターやフライパン、ホットプレートで焼いて食べる「生まんじゅう詰合せ」(6本入り1380円/要予約)も。焼きまんじゅうにキャラメルシュガーをまぶしてあぶった「キャラメル焼きまんじゅう」もぜひ♪
おやつタイムに、遠方への贈り物や友だちへの手土産に、変わらない味をどうぞ。

焼饅頭製造販売
前沢屋
桐生市東2-8-3
0277・43・9282
11時~17時
(火、第3水曜定休)
❷に志きや/麹と手間ひまが生むふっくら感!あん入りも人気

地元で長く親しまれる同店は、生地づくりへの徹底したこだわりが光ります。麹を使い、時間をかけて二次発酵まで行う製法は、一般的な一次発酵のみと比べ手間も時間もかかりますが、その分まんじゅうはふっくらと膨らみ、焼き上げると外はパリッと香ばしく、中は驚くほどやわらか♪秘伝のみそだれが生地のうま味を引き立て、「本当の主役は生地」と語るご主人の言葉に納得。冷めても硬くなりにくいのも特長です。
通常の焼きまんじゅう(1本4個200円)のほか、「あん入り」(1本3個300円)があるのも同店ならでは。甘じょっぱいみそだれと、やさしい甘さのあんこの組み合わせは互いに邪魔せず高めあっていてホント美味!

さらに最大のサービスとしてタレを別添えにもできる配慮も。手土産や遠方に持ち帰りたいお客さんに特に好評です。お土産専用でまんじゅうを花の形にして焼いた「花形焼きまんじゅう」もあります。
に志きや
桐生市仲町3-6-8
0277・43・0188
10時半~16時
月、木曜定休
❸美濃屋/守り続ける創業からの味・製法

昭和9(1934)年から現在地で営業を続ける同店。開業以来、当時の味をずっと守り続けています。
まんじゅうは小麦を麹で発酵させ生地を作り、成形、蒸し、焼き上げとすべて手作り。歯切れがよく食べやすいのも特長です。自家製の秘伝のタレは信州の赤みそ、ザラメ糖、しょうゆなどを創業以来変わらぬ分量で配合し、じっくり丁寧に仕上げています。甘さを控え、たくさん食べても飽きのこない甘じょっぱさです。うん、確かにタレに「美濃屋」オリジナルの味を感じます。

一昨年の秋には昼の情報番組『ヒルナンデス!』で紹介され、店内にはロケで立ち寄ったタレントとの写真が飾ってあります。ロケは本当にアポなしだったそうですよ。
イートインもできるので観光シーズンは県外のお客さまが多いそうです。焼きまんじゅう1本4個200円。焼きそば300円~。真空パックセットもあります。
美濃屋
みどり市大間々町大間々1434-1
0277・72・3069
10時~18時
水曜、第2・4木曜定休
❹忠兵衛茶屋/安さが魅力!なんとびっくり1本150円

学問の神様として知られる桐生天満宮ですが、鳥居をくぐって左手に「財福稲荷」があります。記者も存在をはじめて知りました。案内人の高野さんによると、江戸時代の豪商の屋敷稲荷を移築したものなんだそうです。社務所では「金運」と書かれた絵馬が販売されていて、金運絵馬は全国的にも珍しいそうです。 桐生伊勢崎線沿いで約40年営業を続けている同店。以前は飲食スペースもあり、焼きそばなども提供していたそうですが、コロナ禍以降は持ち帰り専門店になりました。
常連さんが多い中、遠方からのお客さんも結構いるそう。やはり群馬に来たら名物を食べておかないと!という感じなのでしょうか。
まんじゅうは伊勢崎の忠治茶屋から仕入れています。店名の由来はご先祖様の名前。外はサクっと中はふんわりと焼き上げ、冷めてもおいしいそう。もうこれは職人技です。

あん入り(1本3個330円)もあります。「うちのあん入りは酒まんじゅうを焼くのよ」と気さくで話しやすい店主。
焼きまんじゅう1本4個150円。酒まんじゅう100円。
忠兵衛茶屋
みどり市笠懸町阿左美177-6
0277・76・8671
10時~17時
火曜定休
❺柚弥/5本以上買うのがお得

新里中央小学校の向かいにある同店。屋号の由来は2人の子供の名前から。といっても看板を出しているわけでもないので「学校の前の焼きまんじゅう屋さん」として親しまれています。
仕入れは伊勢崎の忠治茶屋。気温湿度の関係でまんじゅうの状態も変化します。その様子を見ながら焼き加減を調整し、外はパリッと中はふっくら軟らかに、いいあんばいに仕上げます。これぞ幼い頃から食べなれた王道の焼きまんじゅう!という感じです。
そしてなぜかカウンターの上にはトマト、シイタケ、イチゴなどが…。もともと八百屋さんだったなごりで新鮮野菜も販売しているのだとか。

焼きまんじゅう1本4個180円(5本以上は1本160円)。あん焼き1本3個400円。酒まんじゅう120円。
柚弥
桐生市新里町小林73-1
070・4438・2955
10時~18時
火曜定休




