予測のつかない衝撃の展開
SIR ĀT シラート
巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして名を連ねることも話題の本作は、スペイン出身のオリベル・ラシェ監督が描き出すダイナミックで奇想天外なストーリーとクールなダンスミュージックが融合した傑作。カンヌ映画祭で審査員賞ほか4冠を達成。米アカデミー賞では5部門でショートリスト入りし、国際長編映画賞のほか、女性だけで構成された音響チームとして史上初の米アカデミー賞音響賞へのノミネートを果たした。また、本国スペインで異例の大ヒットを遂げた後、フランス、イタリアなど公開の始まった各国で立て続けに大ヒット。「『マッドマックス』超えの衝撃体験」「本年度ベスト」など、観客、批評家の双方から熱狂的な支持を集めている。
ルイス(セルジ・ロペス)は砂漠でのレイブパーティーに参加したまま行方がわからなくなった娘を捜すため、息子エステバン(ブルーノ・ヌニュス・アルホナ)とともにモロッコの山岳地帯から砂漠の奥地へと車を走らせる。
行き着いたのは現実と幻覚が混濁するような野外レイブのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。そこにはすでに娘の姿はなかった。父子はレイブの参加者グループを追い、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すが…。
タイトルの「シラート」はアラビア語で「道」を意味し、宗教的な意味においては審判の日に天国と地獄の上に架けられる細い橋を象徴するとされる。




