学校に居場所を見いだせなかった若者たちが、音楽を通じて新たな居場所を築いている。太田市を拠点に活動する社会人バンド「フレスキャラバン・ジャズ・オーケストラ」は、初心者から始めたメンバーが本格的なジャズやスカを披露し、地域イベントなどで好評を博している。
(2026年6月17日付「みんなの学校新聞」記事から)
居場所を求めて結成
群馬県太田市を拠点に、音楽活動を展開する社会人バンド「フレスキャラバン・ジャズ・オーケストラ」が各地で好評を博している。
同バンドは県吹奏楽連盟理事の諏訪悠太さん(39)が太田フレックス高校吹奏楽部顧問時、学校にうまくなじめなかったり、生きづらさを感じたりする生徒たちと2022年に結成した新しい音楽団体だ。

初心者からステージへ
現在は桐生市立商業高校定時制教諭でリーダーの諏訪先生(サックス)を中心に、メンバー14人編成(トランペット、トロンボーン、ベース、ドラム、ピアノなど)、平均年齢21歳の若手社会人たちで構成する。メンバーの9割が不登校を経験。部活動でも楽器はほとんど初心者で、練習も全員が集合できない状況からスタート。諏訪先生は「一つの音でも参加できる」「皆で同じことを演奏する」をモットーに、授業に出られなくても部活だけは参加できるよう環境を整えてきたという。
イベントも積極的に出演しており、桐生が岡遊園地、太田駅のキタグチタウンイベント、東毛地区の保育園、児童クラブなどで本格的なジャズとスカ(ジャマイカ発祥の軽快な音楽)の演奏を披露している。今後は桐生商業高校定時制生徒とのコラボ公演も予定する。


音楽で居場所づくり
諏訪先生は「私を含めて、うまくいかないことをたくさん経験してきたメンバーたちです。ステージに立ってしまえば、どんな背景を持っていても変わりません。大好きなものを共有しながら一緒に生きていけたら、それだけで勇気や元気がもらえます。音楽を通じてそんな居場所づくりを目指したい」と話す。
同バンドへの出演依頼は諏訪先生(090・7009・9340)へ。
【関連】YouTube「フレスキャラバン・ジャズ・オーケストラ」
https://www.youtube.com/@fleska-ravanjazzorchestra9943
本記事は「みんなの学校新聞」で読むことができます。
https://np-schools.com/news/18464
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