御嶽山 白龍神社(伊勢崎市)

桐生市街地から車で約30分。桐生伊勢崎線を伊勢崎方面へ進み、スマーク手前の信号の所(ガソリンスタンドが目印)に案内板があり、左折して進むと御嶽山白龍神社はあります。
駐車場は北側と、沼の南側にもあります。白龍神社は古くからあったそうですが、残念ながら昭和40(1965)年放火により焼失し、資料は何も残っていません。
木曽の御嶽山に霊神場を造営する中で桑子知好(初代宮司)が白龍様におめもじし、御神勅を賜り「御山は健脚な者でなければ参ることができぬ。年老いたる者が孫の手をひいても来られるようにわれを佐波の郡に祭るように…」との仰せにより、この地に昭和50年に造られたと現在の桑子靖彦宮司代務に伺いました。
神社の敷地内には五反田沼があり、そこから出土した触るとご利益があるという「蛇石」が安置されています。巳(み)年の今年はご開帳しているそうです。
南側の鳥居をくぐり、沼にかかる橋を渡って行くと女神の像の摩利支天大神がそびえ立っていました。これは、障難を除き利益を与えるという神で、日本では武士の守り本尊とされていました。
御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)・白光龍神(はっこうりゅうじん)で、生命・財産・水の神です。ご朱印は月ごとにかわり、伺ったときも参拝客やご朱印をもとめる人がいました。
【情報】
住所/伊勢崎市東小保方町2944
電話/☎0270・62・3588(宮司代務/桑子靖彦さん)