伊与久雷電神社(伊勢崎市)

桐生市街地から車で約40分、伊勢崎市境伊与久の森に囲まれた場所に、伊与久雷電神社があります。
ここは鎌倉時代の建保3(1215)年、三浦之介義澄により古墳の上に創建されたと伝えられています。その後、新田義貞が鎌倉幕府討伐に際して社殿を修理し、戦勝祈願を行っています。戦国時代には赤石城主により神領地を寄進され、江戸時代には伊勢崎藩により修繕が行われました。明治時代には村社となり、その後郷社に昇格しました。
神社の前には広い駐車場があり、取材時も何組かの参拝客の車が止まっていました。社務所が不在の場合は、神社前の老人ホームでご朱印を受けることができるそうです。





いくつかの鳥居をくぐり、石段を上ると拝殿と本殿があります。400年の歴史をもつ古武道「気楽流」などの武道の額や、和算の算額も奉納されています。


拝殿右側には英霊殿があり、その奥には合祀(ごうし)された末社があります。また、拝殿左側に位置する八坂神社は、境内に古墳の入り口がありました。
古墳は6世紀末に築かれた円墳で、南側に開口部をもつ横穴式古墳です。石室は長さ4・7㍍、幅2・3㍍で、榛名山の噴火によってもたらされた安山岩が使用されているそうです。


神社の奥には杉、松、シイ、イチョウなどが茂る「伊与久の森」があり、市民の散策の場として親しまれています。
雷電神社の主祭神は大雷命(オオノイカヅチノミコト)で、人々の信仰の聖地でもあり、「雷電さま」と親しまれ、今日に至っています。
【情報】
住所/伊勢崎市境伊与久3581
電話/☎080・6535・1126(宮司/新井鉄平さん)



