私学フェア and 葉一さん講演会（2025年1月25日号）

2025-01-252025-02-06

　3月15日㈯に、みんなの学校新聞（桐生タイムス社）主催の「私学フェア2025」が前橋で開催されます。そのイベントで登録数200万人をほこるYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」のカリスマ教育YouTuberの葉一さんの講演が催されます。そこで講演にさきがけて、葉一さんにお話をうかがいました。（私学フェアの出展校やイベント詳細を紹介します）

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教育YouTuber葉一さんにインタビュー

私学フェア・講演会について

—教育ユーチューバー葉一さんってどんな人？　

　塾の講師の経験を生かして、経済的に余裕のない子でも学べる場をつくりたいと思っていました。ちょうどＨＩＫＡＫＩＮさんのＹｏｕＴｕｂｅ動画をみて、自分もＹｏｕＴｕｂｅに授業動画を配信してみようと思ったのが最初です。12年やっていますが、おかげさまでチャンネル登録者数２００万になり、全国の子どもたちのために勉強を教えたり、悩み相談に乗ったりしています。

—講演会の内容について教えてください

　今回、みんなの学校新聞（桐生タイムス）さんに、小・中学生やその親御さんに向けてお話しさせていただく機会をいただきました。
　今まで多くの講演をしてきましたが、３月のこの講演会では、「どうすれば覚えられるのか？」「やる気が起きないときの対処法」など勉強していく中で直面する解決法を「葉一流」でお伝えしたいと考えています。参加者には事前に「葉一に聞きたい勉強などの悩み」も受け付けます。その質問の中からいくつかを選んで、お話しする時間も設ける予定です。
　ちょうど、新しい学年になる直前で、気持ちの入れ替えにはぴったりのタイミングです。場所は前橋南インター近くにある群馬県ＪＡビルです。
　みなさんにお会いできるのを楽しみにしています！

葉一さんからメッセージ
いま入試を直前に控えた受験生に

体調管理は万全に
　一番大事にしてほしいのは「体の健康」ですね。直前になると、多くの子が気持ちの面で不安定になります。そうなると「もっとやらなきゃ」っていうスイッチが入ってしまい、睡眠時間を削る子も出てきます。ですが、それは体調を崩しやすくなるのでやめましょう。まずは生活リズムを崩さないように健康管理していくことを大切にしてくださいね！

心の安定を維持するために
　それから「心の健康」、メンタル面を安定させていくことも大事です。復習する中で、「以前やったけど忘れていること」「あのときはできたはずなのに」という問題が出てくることが結構あります。人間はどうしても「できないこと」「忘れたこと」に目を奪われてしまうんです。でも、冷静に考えれば、「できるようになったこと」の方が多いはずなんです。自己嫌悪に陥ったら「そうじゃない」「大丈夫」と自身で声をかけてあげることが大切です。また、周りと比べやすいなというタイプの子は、Ｘやインスタは入試前はやめた方がいいですね。程度はありますが、友だちと励まし合うＬＩＮＥなどはやってもいいかなとは思います。

新しい参考書や問題集には手をつけない
　先ほどの「もっとやらなきゃ」という気持ちで、つい新しい参考書や問題集に飛びつき始めたりとかしがちです。そうではなくて、いままでやってきたことを当たり前のように続けていくことの方が効果的です。
　もちろん、入試までこの単元をできるようにしようと苦手単元にしぼってアタックするのはありです。でも、どちらかというと今までやってきた勉強が定着しているかの確認に入った方がいいと思います。

受験生のみなさんへ
　最終的には受験は楽しんだもの勝ちです。自分はどれだけ力が発揮できるのかなというわくわく感を大切に臨んでください。「よしやってやろうぜ！」と思って、試験問題の１㌻目をめくりましょう。そして、「ペンを置いてください」と言われるまで全力で戦ってきてほしいなと思います。がんばってください！

「私学フェア」

　県内外の小中高合わせて18校が一堂にあつまる「私学フェア」。出展する学校から「保護者や生徒さんに私学フェアでお伝えできること」を聞きました。フェアの前に少しだけ紹介します。（掲載順不同）

【高校】群馬県桐生市
樹徳高等学校

　大正３（１９１４）年創立、１１１周年を迎えます。「探究学習」を基盤に、新しい大学入試に直結する「主体的・対話的で深い学びを追究する教育」を実践しております。男女共学で、普通科進学探究コース（ＳＳ・Ｋ・Ｓ）、同キャリア探究コース（Ｊ）、中高一貫の３コースを設置。卒業後の進路は、東京大学をはじめとする難関大学や国公立大学医学部医学科への進学やプロ野球選手の輩出など、多岐にわたる成果を上げ文武両道を体現しております。生徒は明るく笑顔にあふれ、先生方は親身になって生徒に寄り添い「できる」まで丁寧に指導を行います。

【高校】群馬県桐生市
桐生第一高等学校

　多彩なコースで『自分らしさ』発見！　総合コースには進学をはじめ、情報・農業・工業・デザイン・美術・ファッション・福祉・保育などの専門分野の勉強ができる七つのコースがあります。１年次に７コース全てを体験し、２年次から各コースを選択することができます。他にも調理科や製菓衛生師コースがあり、たくさんの資格や検定を取得できることが大きな特徴です。また全国レベルの部活動が入る進学スポーツコース、国公立・難関大学への進学を目指す特別進学コース、少人数制で個性を磨く文化教養コースなど、多彩な12のコースがあります。

【高校】栃木県足利市
足利大学附属高等学校

　本校は、「和」の建学精神の下、社会で活躍できる協調性豊かな人間の育成を目指しています。総合高校として普通科、工業科、自動車科、商業系である情報処理科の特色ある４科を有しています。また、系列校として足利大学があり、工学部・看護学部が設置されているため、高大一貫教育を実践できる高校でもあります。卒業後の進路は、大学進学をはじめ、エンジニアとしての就職などすべての可能性を実現できるように進路指導を行っています。部活動の取り組みも盛んで、全国レベルで活躍しているクラブが多く、文武両道を実現できる学校です。

【高校】栃木県足利市
白鴎大学足利高等学校

　令和６年４月から、富田キャンパスは本校舎のあるメインキャンパスと一体化し、生徒一人ひとりの進路に応える、三つのコース＋Ｓクラスでスタートしました。特別進学コースでは、国公私立の難関大学への進学を目指し、入試に直結した高いレベルでの指導体制の実現を図ります。進学コースでは、徹底した受験指導と文武両道を融合し、一人ひとりの個性を大切にします。総合進学コースでは、活動実績や本人の特性に応じた進路希望実現を目指します。

【高校】栃木県佐野市
佐野日本大学高等学校

　やりたいことを追求する新クラス制度！１年次に各クラス（α・特別進学・スーパー進学・Ｎ進学）で高校学習の基盤を作り、進級時には希望進路に合わせたクラスを選択！　奨学生制度は全クラスで適用され、日本大学との高大連携プログラムで自分に合う進路が必ず見つかります。
　海外研修に参加したり、部活と勉強を３年間目いっぱいやって日本大学付属推薦を受けることができるのも魅力の一つです！
　昨年度の現役合格率は98・３％で、日本大学４２５人、東北大学・山形大学（医）など国公立大学47人、早慶上理などの難関私立大学等２５３人など合格多数！

【中学校】群馬県桐生市
樹徳中学校

　小学生の皆さん！　夢への第一歩は感謝すること、喜ぶこと、ほほ笑むこと、涙を流すこと、全速力で走ること、誰かに手を差しのべることから始まります。そしてその全てが自分の力となります。樹徳中・高一貫校は「知っていること」を「行動すること」に変え、あなたの夢を全力で応援します。
　☆知・徳・体のバランスの取れた生徒の育成
　☆高校入試を意識することなく成長する６年間
　☆理数教育と国際理解教育の深い学び

【中学校】群馬県桐生市
桐生大学附属中学校

　桐生大学附属中学校の四つの特徴である、①他の公私立中学校にない「特進コース」と「進学スポーツコース（サッカー、軟式野球）」で目標実現のためにサポートが充実している点②「習熟度別」の「深掘授業」で一人一人の能力を最大限に伸ばす点③生徒と先生の「心の距離」が近く「声掛け」や「励まし」を積極的に行っている点④駅に近くアクセスが抜群の安全・安心の学校である点—について直接お話しいたします。